町田市成瀬にて屋根コーキング工事（コーキング増し打ち）

先日、町田市成瀬にて屋根コーキング工事を行いました。
本日はそちらの現場の様子をお送りいたします。

屋根の簡易的なメンテナンスとして、コーキング工事はよく行われる作業です。
一口にコーキングと言っても種類があり、住まいに関するコーキング工事でよく使われるのは「シリコン系コーキング材」と「変性シリコン系コーキング材」になります。
「シリコン系コーキング材」はお風呂やキッチンなどの水まわりで使われるコーキング材であり、簡単に言えば住まいの内装でよく使われるコーキング材です。
一方「変性シリコン系コーキング材」は、上から塗装ができるため主に外壁で使われるコーキング材であり、今回のように屋根材の隙間を埋める用途で使われます。

どんな住まいでも必ず使われていると言っても過言ではないコーキングですが、紫外線に弱いという特性があります。
コーキング材には素材を保護する添加剤が含まれていますが、この添加剤が紫外線によって劣化を起こし、亀裂が入ったり外壁材や屋根材から剥離が起こったりするのです。
近年ではひと昔前と比べると高耐久のコーキングも販売されていますが、それでもほとんどの場合外壁材や屋根材、もしくは塗装による塗膜より先に寿命を迎えます。
そして、寿命を迎えたまま放置してしまうと、徐々に雨漏りが発生したり建物内部の腐食が起こってしまい、最終的に大掛かりなリフォームを必要とする事態になってしまうのです。
そうならないために、日々の点検や今回のようなメンテナンスが重要となります。

コーキング工事は、既存コーキングをすべて撤去して新たにやり替える「打ち替え」と、既存コーキングの上から充填する「増し打ち」があります。
今回は既存コーキングの上から充填する「増し打ち」を行っています。

山田工芸では、大掛かりや屋根工事以外にも今回のような小規模の屋根メンテナンスも承っております。
町田市での屋根工事・屋根メンテナンスは山田工芸にお任せください。