町田市の気候に合う屋根材は?
- 2023.05.22
- 施工実績
建物の屋根材などはどんな地域でも万能というわけではなく、その地域に合ったものを選ぶことが重要となります。
これは地域によって気温や降水量といった気候が違っているということが関係しています。
そこでここでは町田市の気候と町田市の気候に合った屋根材について紹介していきたいと思います。
町田市の気候は
町田市は夏は非常に短く、気温と湿度が高くなります。
逆に冬は非常に寒く晴れることが多くなっています。
1年を通して気温は1℃~30℃と幅広く変化していきますが、氷点下になることや34℃を超えるようなことはほとんどありません。
特に暑いとされる季節は6月27日から9月18日まで約2.7ヶ月続き、この間平均最高気温は26℃を超えてきます。
町田市でサマーアクティビティをするのに適しているのは7月下旬から9月上旬となっています。
1年の中でももっとも暑い月は8月であり、8月の平均最高気温は30℃、最低気温は24℃となっています。
寒い時期は12月4日から3月20日まで約3.5ヶ月続きます。
この間の平均最高気温は13℃未満となっています。
町田市でもっとも寒い月は1月となっており、平均最高気温は9℃、最低気温は1℃ほどとなっています。
おすすめ屋根材ディプロマットスター
町田市の気候に合った屋根材としてまずおすすめしたいのが「ディプロマットスター」です。
ここではディプロマットスターの特徴、仕様などについて紹介していきます。
ディプロマットスターの概要
「ディプロマットスター屋根」は日本で製造されている屋根材ではなく、アメリカのカリフォルニアにある企業である「株式会社ディートレーディング」が製造している屋根材です。
製造開始から40年以上経っており、世界70ヶ国以上で屋根材として使用されている世界的に人気の屋根材となっています。
日本では輸入屋根材として仕様されており、「自然石粒鋼板製屋根材」と呼ばれることもあります。
世界中で人の屋根材ではありますが、日本ではそこまで普及している屋根材ではありません。
ディプロマットスターの仕様
材質(自然石粒仕上げ):ジンカリウム鋼板0.39mm
寸法(mm) :1350 × 405
働き寸法(mm) :1300 × 362
1枚あたりの重量 :2.54kg
1㎡あたりの枚数 :2.13枚
施工可能な屋根の範囲 :2.5寸勾配以上
カラーバリエーション 4色:(テラコッタ/カフェ/エバーグリーン/オニキス)
ディプロマットスター屋根の特徴とは
ではどういった点が町田市の気候に合っていると言えるでしょうか。
ここではディプロマットスター屋根の特徴について紹介します。
まずディプロマットスター屋根は一般的な屋根の修理に利用されることが多い「ガルバリウム鋼板」よりもさらに耐久性が高い「ジンガリウム鋼板」を基板とした上で、さらにその表面には自然石を砕いて作った「自然石粒」によってコーティングされています。
普通金属屋根は耐久性は高いのですが、その特性から断熱性や遮音性が弱くなることが多くなっています。
しかしこの自然石粒のコーティングによって断熱性や遮音性を高めることに成功しています。
また、このディプロマットスター屋根はアメリカの信用機関である「UL(Underwhiters Laboratories Inc)」に登録されているだけでなく、国際品質管理規格「ISO9001」の認証も取得しているという信頼の高さを持っています。
こうしてその品質性、安全性などが世界中で認知されているのです。
ディプロマットスター屋根の耐用年数は、「50年前後」が目安とされています。
これは屋根材としてはかなり長く設定されていますので、長期間高い品質を維持することができることとなり、コストパフォーマンスが良い屋根材として使用することができるのです。
ディプロマットスター屋根を使用するメリットとは
では実際にディプロマットスター屋根を使用するとどういったメリットがあるのでしょうか。
ここではそのメリットについて紹介していきます。
・高い耐久性
ジンカリウム鋼板を基板として、その表面を自然粒石でコーティングした構造となっているディプロマットスター屋根ですが、さらに「アクリル樹脂ベースコート」「耐蝕化学皮膜」「アルミ亜鉛メッキ層」「ジンカリウム鋼板」「アルミ亜鉛メッキ層」「耐蝕化学皮膜」「保護皮膜塗装」といった多層構造となっていることで、さらに耐久性を高めることに成功しています。
・高い耐熱性、遮音性
金属製の屋根材は耐久性が高い代わりに耐熱性や遮音性が低くなりがちですが、こちらは屋根材の表面に自然石粒をコーティングしたことによって、その粒が熱や音を拡散する働きをしてくれます。
そのため、耐熱性が高くなり、遮音性も向上するという効果が期待できるのです。
・手厚い30年保証
屋根材などは頻繁に交換することができにくいもので、工事には高額な費用がかかるということがあるのですが、ディプロマットスター屋根の基材となっているジンカリウム鋼板には、30年の保証が付いています。
そのため、30年にわたって高い耐久性を維持することができるのです。
・軽いために建物に負担をかけにくい
屋根のリフォームをする際に瓦などの屋根材を使用すると重量があるために建物に負担をかけてしまうことにつながります。
建物に負担をかけると耐震性が低くなるということもあるので注意が必要です。
ディプロマットスター屋根は、屋根材1枚あたりの重量が2.54kgと軽量のために耐震性にも安心です。
カバー工法にも対応しているので、屋根リフォームにも対応しやすいというメリットがあります。
おすすめ屋根材エコグラーニ
「エコグラーニ」にも町田市の気候に合った屋根材です。
ここではエコグラーニの特徴などについて紹介していきます。
エコグラーニの概要とは
エコぐらーにはジンカリウム鋼板の表面に石粒を付着させた石粒付き金属屋根となっています。
そういった意味ではディプロマットスター屋根に近い部分があるともいえます。
世界中で高い評価を得ている屋根材でもあり、日本でも長い実績を持っています。
エコグラーニの特徴とは
・軽量で耐久性が高い
高い耐久性を持っていたガルバリウム鋼板をさらに改良し、耐久性を高めたものがジンカリウム鋼板です。
エコグラーニはこうしたジンカリウム鋼板でできており、軽量でありながら高い耐久性を持っています。
軽量であることから耐震性も高くなっているという特徴があります。
・美しい外観が長持ちする
エコグラーニは表面がセラミックコーティングされていますので、色褪せなどがしにくく長期間にわたって美しい外観を維持することができます。
長期間耐久性と外観を維持することができるということは補修を頻繁に行わなくてもよいということになり、コストパフォーマンスに優れるということにつながっています。
・オーバーラップ式である
オーバーラップ式とは屋根材を釘打ちではなく、ビス打ちで固定する方式です。
屋根を野地板に固定した後、屋根と屋根とをビスで固定していくようになっています。
まとめ
町田市は気温と湿度が高い夏と、冷涼な冬がある気候です。
また、地震が多い日本であることからも耐久性や耐震性に優れた屋根材を使用したいところです。
ディプロマットスター、エコグラーニなどは高い耐久性、耐震性と優れた外観を持っている屋根材です。
また、高い耐熱性と遮音性があるのもおすすめポイントとなっています。
こういった特性をもった屋根材ですので、町田市に合った屋根材だと言えるでしょう。
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